わたしが神木隆之介くんと友だちになるまで

-この物語は、わたし“ゆりかフランネル”が、神木隆之介くんに出会うまでのストーリーを追う、ドキュメンタリーブログである-

【歴史が動き出す】神木くんと心を交わすために in亀有

 

わたし「お待たせしました!」

 

R兄「おはよ~じゃあさっそく行こっか!」

 

亀有某所。

 

今日という日を、わたしはどれほど心待ちにしていただろう。

 

2020年は「神木隆之介くんと友だちになる」と決め、目標に向け努力をしてきた。

 

R兄の目にはわたしは太って見える、と判明し辛いこともあった。

 

R兄からしたら1ミリも神木くんに近づいていないと言われ、悲しいこともあった。

 

そんな思い出に、さよならバイバイ。

 

見てなさいよ、R兄。

 

今日のわたしは、これまでとは一味も二味も三味も違うんだから。。!!!



ーこの、亀有で

 

 ゆりかフランネルの歴史が動き出すー

 

 

ところで、わたしが亀有に何をしに来たか、気にはならないだろうか。

 

よかろう。

 

\みじんも気にならない/という黄色い声援にお応えして、特別に言っちゃいます。

 

ちょっとだけよ~?あんたも好きねぇ。。

 

ズバリ「殺陣体験教室」をやるために、ここまで来たのだ!!

 

「殺陣」といえば“るろうに剣心”。

 

るろうに剣心”といえば、神木隆之介

 

と、いうわけだ。

 

だがこれは、お遊びではない。

 

決して“鬼滅の刃 ” の我妻善逸にあこがれて~とか、

 

いつか異世界に飛ばされてた時に力になれるようにとか、

 

そういうわけじゃない。

 

そういった下心や煩悩は、駅前に置いてきた。

 

亀有公園前派出所に“おとしもの”として届けられていない限り、取り戻すことはできない。

 

古より日本には「こぶしとこぶしで語り合う」という文化がある。

 

だがわたしは女だ。

 

神木くんのこぶしでも、さすがに顔面で受けきる自信はない。

 

ならば!

 

と、こうして「殺陣」を教わりに来た。

 

早く上達して神木くんと切り合いっこするんだ。。!

 

「刀と刀で語り合う」その日を夢見て。

 

 

歩いて数分。

 

ようやくたどり着いた道場。

 

ドキドキしながらもドアをゆっくりと開けると、中から小柄な女性でてくる。

 

透き通るような白い頬に、やわらかい笑みを浮かべ迎えてくれる。

 

動物で例えるならば「うさぎ」だろうか。

 

小動物のようにちょこちょこ動くお姉さんに癒されつつ、一通り説明を受ける。

 

そして、ついに体験の時が。。!

 

お姉さん「では、ウォーミングアップから初めて行きますね!わたしの後に続いてきてください~」

 

その声を合図に、シュッと姿を消すお姉さん。

 

え、どこいったの?

 

戸惑うわたしに構わず、続けてシュッと姿を消すR兄。

 

ポールやコーンを目印に、うさぎ跳びをしたりしながらひたすら部屋中を駆けずり回る。

 

全く付いていけない。

 

まってよ、ねぇ、これまだウォーミングアップだよね?

 

お姉さんはまだしも、なんでR兄ふつーに付いてってるの!?

 

尸魂界(ソウルソサエティ)出身の死神かなんかなの!!?

 

 

ウォーミングアップだけで、HPバーがレッドゾーンに振り切れるわたし。

 

対して「ちょっと運動しないとだな~」と、のんきに話すR兄。

 

いや、あなたもう充分です。

 

そのままでいてください。

 

これ以上やられたら、わたしより先に神木くんと友だちになりかねない。

 

いつの時代も、どこの業界でもそう。

 

ライバルは、少ないほうがいい。

 

 

地獄のウォーミングアップを終え、ようやく木刀を手にする。

 

木刀を手にするのはいつぶりだろう。

 

高校の修学旅行で“洞爺湖”の文字が彫られた木刀を、買おうとしたとき以来ではないだろうか。

 

そんな思い出に浸りながらいざ振ろうと思ったその時。

 

「お、やってる~?」

 

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_人人人人人人人人人人人_

> 佐々木小次郎、見参 <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

紺色の袴に、一つ結び、それに加えて高身長。

 

この方を佐々木小次郎と呼ばずして、何と呼ぼうか。

 

\死者が黄泉の国から還ってきたぞ!!!!/

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と、脳内で叫ぶおっこと主さまを振り払い、あいさつを交わす。

 

どうやら道場主らしい。

 

佐々木小次郎「殺陣ってどんなものかって、話は聞いたかなぁ?」

 

わたし「少しだけ。。」

 

佐々木小次郎「そっかそっか~じゃあ簡単に説明するねぇ」

 

おっとりとした口調で殺陣について話し始める。

 

佐々木小次郎「そうそれでね、るろ剣とかはさぁ~。。」

 

5分経過

 

佐々木小次郎「ありえない動きとかでも、こうしたら~。。」

 

10分経過

 

佐々木小次郎「普通の刀はさすがに使えないから~。。」

 

15分経過

 

佐々木小次郎「ふふっ、どうだったかなぁ~。。」

 

20分経過

 

佐々木小次郎「ま、要するに。大人のチャンバラ遊びって感じかなぁ」

 

うん、先にそれ言って!!!!

 

枝葉があるから会話が盛り上がるのはわかるんだけど、

 

枝と葉しか見えないから樹海にでも迷い込んだかと思ったよ!!!!?

 

 

ようやく佐々木小次郎の樹海を抜け、いざ稽古へ。

 

足の作法では「腰の抜けたおばあちゃんみたい」と言われ、

 

剣の振りではR兄に格の違いを見せつけられた。

 

この人絶対、前世は侍だったと思う。

 

太刀筋が初心者じゃないもん。

 

ていうか誘ったのわたしなのに、R兄、佐々木小次郎に褒められすぎじゃない?

 

とジェラシーをギンギンに向けつつ、体験を終えた。

 

 

亀有の佐々木小次郎と、小動物系のお姉さんに感謝と別れを告げ、帰路につく。

 

わたし「いやぁ~これでまた神木くんに近づきましたね。歴史動いた感触がある。」

 

R兄「あ、そう?俺から見たら1ミリも近づいてないけど。

 

わたし「」

 

最初から最後まで、R兄からマウントを取ることはできず。

 

終始ジェラシーにまみれた1日だったが、それでもわたしは知っている。

 

今回の経験は無駄ではない。

 

2020年6月には、神木くんと友だちになっている(かもしれない)未来を、

 

わたしは知っているからだ。

 

 

殺陣体験後の熱き想いを、ラジオにたっぷり封じ込めました!

 

10%の努力と、 5%の友情。

 

そして85%のジェラシーをおたのしみください。

 

【第23回】趣味:殺陣教室に行ってきました。
https://rec.audio/recs/bprha5i23akg01tsi0kg

#RECラジオ
#殺陣 #趣味

 

=R兄:鉄の掟=====

その1:ネットで神木くんの動向を得ることなかれ。※WikipediaやファンのツイートチェックもNG❌ とにかくアナログで情報を収集せよ!

その2:TVや映画など、神木くんが出演している作品は閲覧を許可する。

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